貧血で悩んでいる人が絶対に一度は聞いた事がある言葉にヘモグロビンがあります。ヘモグロビンは赤血球の成分の一つで、体に酸素を届けていくためにはとても重要な役割をしています。
といいうのも、ヘモグロビンこそが貧血にならないために、人間が呼吸で取り入れた酸素と結びつくことによって、酸素を運んでいるからなんですね。
ただ、もし体の中でヘモグロビンが作られないようになってくるとどうなるでしょうか?もちろん、酸素を体全身に運び込むことができずに、体は酸欠状態になってしまいます。鉄と鉄欠乏性貧血|すこやかネット|NIPRO-ニプロ株式会社- 「その技術は、人のために。」
そして、この酸欠状態こそが貧血なんですね。
では、ヘモグロビンが作らない状態を避けるためにはどうしたらいいでしょうか?それは、鉄分をしっかりと摂ることです。
しかも、普通の鉄分ではなくてヘム鉄を。
鉄分は一般的に体に取り入れたとしても10%ぐらいしか吸収されないとされています。10mgの鉄分をほうれん草とかひじきから摂取したとしても、腸で吸収されるのはわずか1mgなんですね。
人間のからだには3~5mgの鉄分があれば良いとされていますので、それでも足りるのですが、食事から鉄分を10mg摂ろうと思うと、これがなかなか大変です。
ほうれん草やひじきを山盛り食べないと摂れません。
そこで、おすすめしているのが動物性の鉄分であるヘム鉄です。ヘム鉄は非ヘム鉄、つまりほうれん草とかひじきに含まれる植物性の鉄分のことを言いますが、ヘム鉄と比較した場合、その吸収率は1/3とか1/5になってしまいます。
先ほどの例でいえば、10mgのヘム鉄を摂ると、非ヘム鉄だったら1mgだったところが、ヘム鉄だと3~5mgを吸収できるんですね。
これは普段貧血で悩んでいる人にとってはかなり大きな違いですよ。
実際に体に取り入れることができる鉄分の量が3倍とか5倍になるわけですから。
ただ、ヘム鉄を摂ろうとすると、思ったりもコストがかかってしまうんですね。普段の食費もバカにならないほどに。
ですが、ヘム鉄のサプリメントであれば、コスパが良いので、貧血対策としてもお得なんですよ。
ヘム鉄のサプリメントと一言でいってもヘム鉄以外に配合されているものに違いがあるので、どれにしたら良いのか分からなくなる場合もあるかも知れないですが、おすすめは、ビタミンB6、12が含まれているものです。
このビタミンB6、12は血液を作るうえでとても大事な役割をしています。さらにビタミンCが入っていればなお良いですね。ビタミンB系は血液を作るうえでとても大事で貧血対策としては、単体で摂取することを推奨している場合も多々あります。
さらに、ビタミンCは、鉄分の吸収を促進するので、鉄分摂取が効率的になります。
参考サイト:ヘム鉄のサプリメントランキング